お羊座から見た他の活動星座との違い

4つの活動星座の特徴についてお羊座を中心にして見ることで、どこにもない独特で面白い星座理解ができます。
今回の記事はそんな試み。

そもそも4つの活動星座とは?

12の星座は3つのグループにわけられます。

活動星座:お羊座、蟹座、天秤座、山羊座
不動星座:おうし座、獅子座、蠍座、水瓶座
柔軟星座:双子座、おとめ座、射手座、うお座

活動星座の概要

その名の通り、他の8つの星座に比べて活動的な星座です。
自分が行動を起こすことで物事を動かす人たちと考えると良いでしょう。

ちなみに不動星座は、しっかりとした自分の考えを持ち、信念を曲げない心の強さやくじけない心の強さで人を魅了し惹きつける人たちです。

柔軟星座は活動星座と不動星座の間を取り持つ人たちで、活動星座の人が起こした行動で発生した事態に柔軟に合わせて物事を治める調整役、不動星座の人の信念が貫ける環境を整える参謀役のような人たちです。

お羊座の生き方から学ぶ

そもそも今回の記事を作成しようと思ったのは、下記のInstagramの記事を作成していて獅子座の私のテンションが上がり、お羊座の人たちのような勢いに感化されたからです(笑)

なんらかの活動をすると必ず訪れる試練が、結果の責任を問われることと結果をあれこれ吟味されること。
でも活動星座は活動しなくちゃいられないから、必ずこの試練に頻繁にぶつかります。
このことをテーマに、4つの活動星座ごとの振る舞い方の違いを見ることで、それぞれの星座に対する理解が深まります。

蟹座は安心が最重要

蟹座は行動を起こすとき、人の心を傷つけないか感情に配慮しながら行動する。
人を不快にさせず円満に物事が進展するから事態が悪化しにくい。
だから責任を問われる事態になることがそもそもあまりない。

しかし人の感情に配慮するあまり物事は遅々として進まず、結局なにも進展していないことが最も多い。
でも蟹座はそれで良い。人を傷つけないことで人から攻撃されることのない安全を手に入れるのが、活動星座としての蟹座の本懐だから。

※でも蟹座は、大切な人が傷つけられると体を張って守る強さもあります。

天秤座はバランスが最重要

天秤座が行動を起こすときは、必ず関わる人たちを気にかける。
そして相手のペースや意見を尊重しながら一緒に進んでいく。
とてもスマートで紳士的。天秤座=紳士のイメージはこういうところからきている。

天秤座がこの方法を選択する根底にあるのは人間関係を壊したくないという思い。
さらにその奥には醜いものが苦手という本能が宿っています。
ドロドロな人間関係は醜く、人同士のバランスがとれ、公平で平等に均衡がとれている状態こそ最も美しい。
いうなれば建築物に黄金比があるように、人間関係における黄金比を築くのが上手なのが天秤座。
余談ですが天秤座が芸術好きなのは、美を体現している芸術は黄金比の現実化だからです。

しかし人とペースや意見を合わせながら行動するから、なかなか物事が決まらず進展しない。
議論ばかりで何も決まらない会議は、まさに他者の意見を尊重する天秤座の世界観と、他者の感情に配慮する蟹座の世界観、そして後で出てきますが常識を重視する山羊座の世界観のいずれかが先行して支配された空間なのです。

話が少しそれましたが、天秤座が行動した結果はみんなで決めたことだから、個人的な責任を問われる事態や、結果に対する批評を個人が受けるという事態にならない。

山羊座は常識が最重要

現実世界で物事を実現する能力の高さでいえば、お羊座を押しのけて1位に挙がるのはこの山羊座です。
活動星座が活動することで必ずぶつかる試練である結果の責任を問われることと結果をあれこれ吟味されることについてここまで見てきましたが、山羊座は他の3星座と違い初めからこのことに対策を打ちます。

具体的には行動する前にまず計画を立てます。その計画は山羊座の頭の中にきちんと保管され最終結果だけでなく途中の小目標まで細かに記載されています。
その計画に則って日々行動し、途中の小目標と差異が出れば修正する。
このPDCAサイクルを常に実行する。

これが山羊座の人です。死ぬほどやり手です。
さらに毎日コツコツと実行する粘り強さと、途中で物事を投げ出さず必ずやり遂げる誠実さを併せ持ちます。
無敵です。
こんな人ですから無責任と言われたり、結果が悪く評価されること自体が起こりません。

でもそんな山羊座は超がつくほどの常識人。仕事も家庭も普通の家族、普通の社会人という枠組みから敢えて抜け出しません。
だから革命を起こすような予想だにしない成果は起こらず、終始想像の範囲内で物事が完結します。
でも山羊座はそれでこそ安心するんだからそれで良い。
不確かなバクチや行き当たりばったりの人生は求めていません。

お羊座は挑戦が最重要

そもそもお羊座は、結果の責任を問われることや結果をあれこれ吟味されることなんて怖れない。

蟹座が人の感情に配慮するのは、責任を問われ傷つくのを怖れる繊細さの裏返し。
天秤座が人間関係のバランスに奔走するのは、独りでは成果を出せない自信のなさの裏返し。
山羊座が常識から抜け出さないのは、失敗を怖れる臆病さの裏返し。

お羊座の人から見るとこんな風に見えているかも知れません。

3星座の優れた点
蟹座:集団の感情を安定させ集団内の親密さを高めるスペシャリスト
天秤座:集団の中の協調を尊重し、集団の中に秩序をもたらすスペシャリスト
山羊座:集団に目標を与え、集団の組織力を高めるスペシャリスト

そしてお羊座は、何者をも怖れない勇気と行動力で人にも勇気を与えるスペシャリスト
これで活動星座である4星座の特徴が出そろいました。

お羊座が活動する指針はそこに挑戦やワクワクがあるかどうか。
挑戦の先には冒険がありワクワクがある。

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